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美意識と心
日本の「美意識」について考えます。
日本には、「美意識」という言葉があります。美について考える文化が日本にはあります。
美意識とは、美を意識すること。美を意識することを通して、暮らしの中で、自らの「心」と向き合う感覚を育むことです。
暮らしのなかで、美を意識することを通して、心を育むのが、わたしたち日本の文化です。
美意識とは、心とともにあります。心と向き合うのがわたしたち日本の文化になります。
わたしたちは、暮らしのなかで、様々な商品を購入しています。
わたしたちは、商品の持つ機能的な面、感性的な面をもとに、商品を購入するのかの判断をします。
わたしたちの心が美しさに反応するように、商品は、機能的な面だけでなく、感性的な面も求められる時代になりました。
商品を選ぶときに、わたしたちは、自らの心と向き合っています。わたしたちは、自らの美意識と向き合い、自然と心と向き合っています。
どのような商品を良いと思うのか?購入したいと思うのか?
そのことを突き止めていくと、「美意識」、「心の動き」に注目することが大切になります。
購買体験において、心の動きに注目することはとても大切なことなのです。
これからの時代は、「心の動き」について学ぶことが、求められていきます。
心を動かすこと、心を豊かにする感覚を育むことが大切になります。
日本は、文化をとおして、美意識=心を育んできました。
書道や茶道、武道などの文化は、道をとおして、心の動きについて学ぶことができます。
日本文化は、美意識を育み、心について教えてくれるのです。
これからの時代は、機能だけでなく、心を豊かにする商品が選ばれるようになります。
心の動きと向き合うことが求められる時代だからこそ、日本が自らの文化に目をむけることで、貢献できることは多いと感じています。
わたしたちイキゴトも、ひとりひとりの「心」に注目しながら、様々なプロジェクトを進めていきたいと思っています。